総量規制について知っておこう!

消費者金融での借入れは年収の3分の1まで

急な出費の際に重宝する消費者金融ですが、貸金業法での総量規制により、借入総額は業者間を通算して年収の3分の1以内と制限されています。
多重債務を防ぐことが総量規制の目的の一つなので、消費者金融業者(貸金業者)は個人信用情報を参照して、他社での限度額設定状況や借入残高を契約者本人の同意のもと厳しくチェックしています。
カードローンの申込み時点で借入総額が年収の3分の1に近い場合には、新規契約が難しくなるケースが多いです。また、契約中にも数か月に1度は個人信用情報をチェックされるので、年収の3分の1を超えていることがわかった場合には、追加の借入れが停止されます。ただし、年収の3分の1を超えた分を一括返済する必要はなく、各業者での契約に沿って返済を続けることになります。

銀行カードローンでも限度額の自主規制が始まる

銀行カードローンでは法律による借入総額の規制が行われていないため、銀行の判断により年収の3分の1を超える限度額が設定されるケースが考えられます。
しかし、過剰貸付による多重債務が問題視され始めたため、銀行での融資審査の厳格化を促すべく、2017年9月から金融庁による銀行カードローンについての検査が継続的に実施されています。その結果、他の銀行や貸金業者を含めた借入総額を年収の2分の1以内に設定するといった、限度額設定の自主規制が浸透しつつあります。
金融業界全体として借入残高の総量規制が徹底され、年収と返済総額のバランスが厳しく審査される傾向にあることから、返済計画を十分に立てた上でのカードローン利用が大切となってきます。